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01. 計略か必然か?
はぁ……書いたものを引っ張り出しました。
之で当分勘弁してください……。
えっと、御題提供はこちら
では、どうぞ。
「01. 計略か必然か?(玲→真)」

ずっと考えていたこと。そろそろ行動に移したい。
忘れてないでしょうね、真。
アンタって人は、どうせ何も考えてないんでしょうけど!
私が最初に言ったこと。
「私の目は、人の心が読めるのよ」
これ、ちゃんと作戦に入れているんでしょうね?
相手の思考は、もう読めている。
知ってるわよね、私の読む対象は人間だけに限らない。
「玲、……分かる?」
驚いた。これも考慮に入れていたなんて。
つくづく、策士よね。私さえも嵌ってしまう、この計略。
「ええ。……いくわよ」
あなたに嵌って、私は必然的に思ったことを行動に移した。
返す刀に、ツバメを載せて。周囲の戦友の呆れた視線も置いておこう。
いいじゃない。使える物は使わなきゃ、でしょう?
白刃が敵を斬り裂き、白い羽根が赤い液体を弾く。
「こんなのにかまっている暇、ないわよ!」
「わかってる!」
なによ。こんなのに時間かけてるのは労力の無駄じゃない。
私だって生活がかかっているの。依頼を果たす為には、目の前の敵なんぞは容赦なく斬る必要がある。
真が敵の真後ろに回る。
交錯する視線。
気合いの声すらなく、私は袈裟に、真のツバメは真っ直ぐに切り込んだ。
ねぇ、真。
あなたの計略と、私の計略。
偶然かどうかは知らないけれど、口に出さずに伝わるのは、とても便利だわ。
運命か宿命か、龍霊に感謝した方が良いかもしれない。
考えていることが一緒だと分かったのは、きっと必然だから。
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