fc2ブログ
創作ブログ(旧『花待館』)です。 なお、当館内に掲載しております作品等については著作権を放棄しておりません。

時風戦記 第一章ー1
「時風戦記」第一章突入です。
膨大な量をINDEXに追加しました。やったと思ってたのに!
では、どうぞ。


スエリカへの道はそう遠いわけではない。
だが、村の外は森で、意外に深かった。幸い道に迷うことはなかったけれど、少し疲れる。そういうわけで、彼女は湖の傍に腰を下ろした。
「今日中にここ、抜けられるのかしら……」
今日中、と言ったのは、こんな暗い森の中で一夜を過ごすのは不安だったからである。家を飛び出したとき以来教会でずっと保護されてきたから、あの時とは違うとはいえ少し怖い。ふと湖を覗き込むと、腰までの暗い金髪に紫色の修道服の少女が映りこんだ。
「……だめだ、月紗。頑張ってここを抜けないと」
修道女―月紗は頭を振ってのろのろと立ち上がり、ため息をついた。
「髪の毛、切ってくればよかった。なんでシスター、だめって言ったのかしら」
正直、腰まで波打つ髪の毛は邪魔でしかない。それなのに、同じぐらい長い髪を持つ親代わりの修道女は旅立つ間際に髪の毛を何かで焦がしたとき以外は切ってはならないと言った。それ故、自然と髪は伸ばし放題になり、諸事情で小さいころから切らなかったせいでこんな長さになっているわけだ。
「早くしないと太陽が沈んじゃう……」
それなのに、なんてこの道は険しいのだろう!
月紗はなんだかこの道を歩くのに嫌気がさしてきて、思い切り大地を踏みしめた。そして、蹴った。


時風戦記 第一章 森の聖堂


つづきを表示
スポンサーサイト




風が強いです
なんか風が強いです。外出なくてよかったです……。

昨日から友達に貸してもらったサンホラの曲を聴きまくってます。すごく……好みです。

そうだ、なんかウィルスが出回っているようですが、当ブログは大丈夫です。紅崎のパソコンもどうやら無事なのですが、脅威が収まるまでは少しおとなしくしてますね……。とっとと収まってほしいですが……。
あ、ガンダムやら銀魂やら買い込んだので、またレビューやりたいです。
では。

第730回「定額給付金、どう使う?」

こんにちは!FC2ブログトラックバックテーマ担当加瀬です。 今日のテーマは「定額給付金、どう使う?」です。景気対策として導入された、定額給付金。もう続々と支給されているようですが、私の地域では、まだ受け取った方はいないようです。一人当たり、12000円が支給されるというから、税金とはいえ、ありがたいお話ですね。...
FC2 トラックバックテーマ:「定額給付金、どう使う?」




というわけで、本日は上記のトラックバックテーマに答えてみたいと思います。
実はまだ受け取ってないのですが、受け取られた方いらっしゃいますでしょうか?

まぁ、いろいろと意見の分かれた定額給付金ですが、私はたぶん夏か何かのための軍資金にすると思います。というか、軍資金以外使い道がアクセサリーとかしかないですし……。イヤリングやマグネットピアス(100均で売ってました)をつけると耳たぶが赤くなってしまうのでネックレスぐらいしか変えないですが。ついでにもらい物や買ってもらったもの、買ったものをあわせると新しく買う必要ないかなぁなんて……。
それでは。

更新、行進、交信。
交信したいです。違う、更新したいです。
すみません、初っぱなから……ホント更新できなくてすみません。なんか連載ものも進んでないのですが、プロットに入れていた話を削るかどうか悩み中です。
あと形を明確にするために煮詰めたりとか、どこかに投稿したくて書こうと思っているもののネタだしとかしてます。勉強もしてますが、楽しくもあり、つらくもあり……。
単位とれるようにがんばります。
あ、そういえばなんかパソコンのメールソフトがちょっと不調なので(戻ってきたと思ったらメールアカウントがどっかいっちゃいまして……)、批評・誤字脱字報告等何かございましたらコメント欄にシークレット表示でお願いします。近いうちに調整します……。
ではでは。

怪奇事件縁側日記「魔女の鏡」2
五月ですね~。なんか入学してもう一ヶ月っていう実感がわきません。
サークルもまだどこにはいるか決めてないので早く決めたいものです。
さて、「魔女の鏡」の続きです。
どうぞ。

怪奇事件縁側日記

「魔女の鏡」

つづきを表示
Copyright © 胡蝶苑. all rights reserved.